昼と夜の電気料金が異なる時間帯別電灯プラン
などの契約をしている家庭で
更に太陽光発電も導入している場合。
単純に、夜間帯の使用が1番お得だ!
とは、ならない場面もありそうなので
ここでしっかりと検証をしてみよう。
これからあげる例は全部、我が家のパターンなので
あなたの家の場合がどうであるかは
しっかりと自分自身で計算をして欲しい。
では、長野県在住で
中部電力『タイムプラン』の場合でいくと↑
昼間時間の電気代単価が 24.61円。
夜間時間の電気代単価が 15.89円。
これだけの比較ならば夜間使用一択、これは当たり前だよね。
では、ここに太陽光発電を考慮に入れてみよう。
昼間の発電により得られる
余剰電気の売電単価は 19.00円↑
夜間時間 15.89円 < 売電単価 19.00円 となり
これでもまだ
単価の高い余剰電気は
しっかりと売電収入に回して
なるべく安い夜間時間を利用した方が、お得になるよね。
ではでは
もうちょっと深掘りをして
検針票を隅々まで、じっくりと見てみよう。
そうすると
隅っこの方に、なんだか見慣れない
2つの項目があることに気づく↑
当月燃料費調整単価 1.17円
再エネ発電促進賦課金単価 3.36円
と、記載がされている。
さて、これはいったい何だか分かるでしょうか?
当月燃料…は
燃料費の世界情勢などにより
毎月見直される価格で
加算される月もあれば
マイナス単価で引かれる場合もあって
電気代の調整を行なっている項目。
単価は毎月変わるので
前月の検針票の中で、ちゃんと予告がされている。
再エネ発電促進…は
先日の記事でお伝えした通りね↓
で。
この2項目を
夜間料金に加算してみると
夜間料金単価 15.89円
当月燃料費調整単価 1.17円
再エネ発電促進賦課金 3.36円
→合計単価 20.42円 となり
なんと!
売電単価の19.00円を上回るという、逆転が起きるわけ。
ってことはだよ!
そうであるならば
夜間に無理して電気を使う必要はなくなり
天気の良い日に自家発電をしている
昼間の安い電気を使った方が
お得だということになってくるのだねー。
いやー
びっくりびっくり、だなぁ。
みんなも
我が家の検針票と睨めっこしながら
しっかりと計算をしてみてね!
注意すべきは
当月燃料費…は、毎月見直されること。
加算される月もあれば、減算される月もある。
この1年間だけみても
+2円〜−4円の間を推移してるので
その都度、検証する必要はあるってこと。
はー、長くなったな。
では、またね〜!
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