太陽光発電は、損か得か? 10月度の売電実績から検証してみた!

太陽光発電

『iDeCo』や『つみたてNISA』などの資産形成と並行して、これも将来への投資になるだろうと、今年の4月に自宅屋根に設置をしてもらった太陽光発電システム。

それ以降、毎月の電気代が確定するごとに、ソーラーパネル導入メリットがあったかどうかの検証を行っている。

果たして、太陽光発電は、損か得か?

新たに10月度の検針票が出たので、今回も自作のExcelシートを使って、導入効果の検証をしてみよう!

まず、こちらが10月の電気代↓

前年同月と比べて556kWh→591kWhと

電気使用量は、減るどころか増えてしまっている…。

我が家はオール電化・深夜電気温水器なので、昼間よりも、翌日分のお湯を沸かす夜間の使用量が極端に多いのはいつものこと。

ただ、これを見ると、夜間の使用量は増えているが、昼間の使用量は半減していることが分かり、太陽光発電導入の効果をしっかり実感できる。

夜間の使用量が増えた理由としては、その大部分が深夜電気温水器によるものであり、その年の気候や生活習慣の変化などによってかなり変動するため、ここでは気にしていない(笑)

ソーラーパネル導入の効果とは、昼間の太陽光発電によるものであり、夜間使用量の変動とは直接関係がないからである。

で、これら数値をエクセルシートに入力してみた↓

数字が小さくて見にくいので、興味のある方は拡大して見てもらいたいが、簡単に説明すると…

太陽光システムの支払い額が、10年均等払い金利2.2%のソーラーローン月額で11,722円

それに対して、余剰電力を売って得られた売電収入が5,643円

更に、太陽光導入前の前年同月と比較をして、発電により削減できた昼間の電気代が2,172円

これからの結果から

収入 7,815円(5,643+2,172)

支出 11,722円

損益 -3,907円

今月は、ソーラーローンの返済額に対して

3,907円のマイナスが出たことになってしまったよ〜。

この先、雪が積もったりでもすれば、当然ながら発電量はどんどん落ちてくるので、収支がマイナスの月が、しばらくは続くだろう。

1年間トータルして収支がトントンであれば、ソーラーローンの終わる11年目以降からは、売電額がそっくり不労所得となるのだが、その恩恵を受けられるのはもっと先になりそうかな。

まぁ長い目でみれば、導入の効果はあったと言うことが出来るとは思うが。

現在、太陽光発電をご検討中の方は、この結果を参考にしてもらえたら嬉しい。

因みに、来月の燃料費調整単価は、5.36円↓

最近、電気代単価がぐんぐんと上がっているのは、このせいである。

電気代高騰のことも含めれば、自家発電ができる太陽光の恩恵は、今後ますます高まっていくと言えそうだね。

電子書籍を出版しました!!!

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