自宅の屋根にソーラーパネルを設置してもらい、太陽光発電と共に暮らす生活が始まってから、毎日何気なく使用する電気について、その料金が今ならいくらかかっているのか?ということを、意識しながら使うように変化をした。
その中でも、特に意識をするのが、太陽光発電で得た電気を使うのが得なのか?
それとも、夜間割引の電気を使うのが得なのか?
という点である。
オール電化住宅の場合、各電力会社には時間帯別料金プランというものがあり、昼間の電気料金よりも夜間の電気料金が安く設定されている。
我が家が電力契約をしている中部電力にも、タイムプランと呼ばれるプランがあり、上の表のように、昼間時間と夜間時間で料金が異なっている。
朝7時までが夜間割引となるので、スマホを充電したり、洗濯機を回したり、モーニングコーヒーを淹れたり、エアコンを立ち上げたりと、出来ることは朝7時までに済ませて、電気代を節約するのが、これまでの習慣だった。
だが、太陽光発電から得た電気が使えるようになったことにより、単純に夜間時間の方が安い、とは言えなくなってきたのだ。
これからは、太陽光発電で得られた電気を使うときの電気代と、夜間時間に使う電気代の2つを比べてみて、より安い方を使うのが賢い選択になるわけだ。
なので、普段の生活の中で電気を使うときは、この2つの料金を意識するようになった。
太陽光発電から得られる電気の料金は、もしこれを使わずに売電した時の料金と同じであるから、2021年に売電契約を結んだ当時の価格で19円/kwh。
一方の夜間料金は、先ほどの表から15.89円/kwhなので、夜間時間に電気を利用した方が、断然お得になりそうだが、話はそう単純では無い(笑)
電気代単価には、↑の2項目が加算されるのを忘れてはいけない。
よって夜間時間の料金単価は、15.89+1.61+3.45=20.95円/kwhとなり、太陽光発電によって得られる電気の料金19円/kwhを上回ってしまい、その結果、今まで頑張って朝7時までに行なっていた習慣が全て、急に無駄な努力へと変わってしまうのだ。
更に上記2項目は、月によって変動をするので、これまでの計算を毎月1度行なって、どっちの電気がお得なのかを確認する必要もある。
普段、当たり前に使っている電気も、意識を変えるだけでここまで考えて使うことができるのだ。
知ろうとしない人は損をする。
勉強して知ろうとする人だけが得をする。
これからも勉強を続けながら、いろいろと発信をしていくよー!
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